SH療法とは|治療の流れ症例


SH療法Q&A

SH療法に関してよくあるご質問と回答をまとめてみました。

日本全国の歯科医院のホームページで紹介されているSH療法の情報の中には、誤った情報が混在しているケースが散見されます。SHTAのホームページはSHTAで制作から管理までをしていますのでSH療法に関しては最も新しくて正しい情報です。不明な点や疑問がありましたら、まずはこちらのホームページでお確かめ下さい。

また、お問い合わせ、ご質問はSHTA事務局でも承っています。

 

Q:SH療法をすると顎(あご)が広がるのですか?

  A:残念ながら顎は広がりません。歯列弓が広がってきれいに並びます。

 

Q:SH療法を始める時期は?

A:子供の場合は8歳前後、上下顎前歯8本が生え揃った頃が開始の目安です。

 

Q:大人ではだめですか?

A:大人も治療が可能です。

 

Q:永久歯は抜きますか?

A:原則として歯は抜きません。不要な歯はないと考えます。

 

Q:痛くありませんか?

A:朝起きた時に前歯が少し浮くような痛みを感じることがありますが、すぐに消えることがほとんどです。従来のワイヤー矯正よりはるかに少ないといわれています。また、装置が歯肉にあたっていたいことがありますが、歯科医院での調整ですぐにできます。

 

Q:歯磨きはむずかしいですか?

SH療法は取り外し式装置で治療を行いますので、装置を外して普通に歯磨きができます。また、食べ物を口にしない就寝時に装着しますので、虫歯や歯周病等になりにくいと言えます。

治療期間中はフッ素洗口をお勧めしています。

 

Q:どのようなペースで通院するのでしょうか?

治療期間は原則として月に1回位ですが、少し間隔があいても可能です。保定期間(積極的に歯を動かす期間が終了した後)にはいると2~3ヶ月に1度位の通院が多いです。

 

Q:装置はいつ入れたらいいの?

A:基本的には8時間から10時間装着します。多くの方が就寝中の装着、もしくはプラス1~2時間くらいです。

1日中入れていなくてはいけないものではありませんし、外したい時はいつでも外せます。

8時間を下回ると治療が進まなくなり、長期間になります。8時間を超えて装置を入れることで順調に治療が進みます。

 

Q:治療期間は?

A:平均3年~4年と考えてください。毎日の装着時間、症例の難易度性、年齢などにより治療期間が変わります。

 

Q:どうすれば治療が早く終わりますか?

A:基本的には毎日の8時間以上をきちんと守って装着することが一番の近道です。本人の治したいという意志が大切です。焦りは禁物です。